2009年9月9日水曜日

千手観音 奉納


中国から来日した芸術団の素晴らしい演技に圧倒されました。 

団員は全て障害者の方たちで、耳の聞こえない人、目の見えない人、事故で両腕を亡くした人など、それぞれが知恵を出し合って、楽器を演奏したり、息の合ったダンスを踊ったり~~。

圧巻は、千手観音の踊りで、正面から見れば1人の人… 実はその後ろに20人女性男性がびっしりと並び、少しずつ角度を変えて手を出すと~~ 客席からは本物の千手観音のように神々しく見えます。

20人の手の角度の一糸乱れぬ動きに、驚きましたが、もっと驚いたのは、全員が耳の聞こえない方たちだというのです。 みんなで助け合って、この素晴らしい芸術を支えています。

公演の最終日、清水寺の舞台で、本物の千手観音の前で~ この千手観音の踊りが奉納されました。芸術団のメンバーは、とても感激していましたが、それを観た人たちのほうが、何十倍も感激したのは間違いありません。

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