50年前

50年前の9月26日、前代未聞の大型台風が日本を襲いました。風雨の強さはもちろんのこと、高潮によって港に繋ぎとめられていた何千本もの木材が流れ出し、避難中の人々を直撃！　5,000人以上の死者、行方不明者を出しました。

港の地区は0メートル地帯で、水は２階にまで達したといいます。３週間たっても水は引きませんでした。　

当日、母親と姉の３人で、水に浮かんだ物につかまりながら逃げ、１人だけ助かった女性は、「真っ暗な中で何も分からなかった～～。　でも、あくる日 抜けるような穏やかな青空を見たとき、昨夜のことは何だったのか…と考えてしまいましたね。」と、茫然として語っていました。

東海地方を襲った伊勢湾台風の悪夢から５０年がたちました。